建築コラム 1 


建築コラム 1

建築費の話 その@

 さまざまな商品を買うとき、一般的にはカタログやインターネットで調べたり、販売店をまわって価格を比較したり、販売員に性能を尋ねたりして、ある程度その商品知識を得てから、納得したものを買うことになります。
 たとえば、車や電化製品、パソコン、デジタルカメラ、家具・・・・などなど。

 ところが建築に関しては、一戸建て住宅・マンションなどの一生に一度、何十年ものローンをくんで買う高額な買い物に対しても、内装や外壁の改修などの数十万円〜数百万円のリフォームに対しても、なんだかよくわからないまま、(完全には理解されないまま)契約してしまうケースがほとんどではないかと思います。

 その原因としては
@ さまざまな建材・素材・製品など使用するものに対して、数が多すぎるため、
   それぞれの価格や性能の差などの商品知識を完全に理解できない。
A 見積書や図面にあらわされる建築専門用語がどんなものかわからない。
B 何社か見積をとっても見積書の内容が統一されていないため、
   どこがどう違うのかわからない。
C その工事に対して適正(だと思える)価格がわからない。
D そのため見積金額から値引きしてもらっても、仕様が落とされるのではないかと不安。
E 見積内容がわからないため、どの部分が含まれていないかはっきりせず、
   契約後に追加金額が発生することが予測できない。
F 図面を見ても、実際の使い勝手などは、仕上がり後まではわからない。
      ・・・・・

 このような状態で、高額な買い物を決定してしまうのはどうなんでしょうか?

 欠陥住宅問題やシックハウス、雨漏りやカビの問題・・・

 知名度やイメージ広告にたよって大手のハウスメーカーに依頼してもこのような問題は解決せず、多くの割合で不満や行き違いが発生しているようです。

 このコラムでは、こんなことがないように皆さんの建築に対して、知る必要があってもわかりにくい点を整理していこうと思います。

 まずは建築費の構成です。

 住宅の建築工事費は大きく分けて次のもので成り立っています。

 1  材料費 砂・セメント・木材などの建材費
畳・襖などの加工品費
システムキッチン・浴槽・ドアなどの製品費
電気配線・水道管・ガス管などの設備材料費

 2  施工費 材料を運んでくる人の人件費
材料を組立る職人の人件費
(大工・左官・内装工・屋根工・防水工・電気工・水道工 などなど)


 3  仮設費 建物を作るために必要となるが、結果的には形としては残らないもの。
足場組立費・工事中のトイレの設置
物の配置や水平高さを決める墨だし・遣り方(やりかた)
工事中に発生する不要な物(残材)の処分費   
ガードマン・仮囲い などの安全費
工事用の水道・電気代 など。 
 4  経費 工事を管理する人の給料
工事保険代(賠償保険・労災保険・完成引渡しまでの火災保険など)
工事場所までの運搬車両費・交通費  など
施工会社の年間の必要とする経費の一部
 基本的には (その工事の金額/年間の工事高 の割合)X必要経費
簡単にいえば会社を維持していく費用

料理で言うと たとえば料理屋さんですき焼きを注文したなら
1. 材料費 ・・・ 牛肉・はくさい・ねぎ・卵・砂糖・しょうゆ など
2. 施工費 ・・・ 材料切断費・味付け費 など調理士さんの手間
3. 仮設費 ・・・ 鍋・はし・テーブル・ガス器具・換気扇・ガス代・電気代 など
4. 経  費 ・・・ その店の店主・従業員の給料や
            その店の賃貸料・広告宣伝費・電話代   などの一部
  ということになります。

また、建築工事費以外にも設計費・設計監理費、確認申請費などの住宅を着工するための費用や建物が出来上がってからの登記費用、税金が必要です。













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