1. 木造住宅のできるまで 1 


インターネットでお会いできたJさんの
「いい家」 を実際に創っていきます。


いい家創ろう 実践編
1. 木造住宅のできるまで 
 軸組み木造2階建 J邸   兵庫県
このホームページをご覧になったJさんから、自宅の新築計画の相談のメールをいただいたのは今年の春先でした。

計画図をプランしてそれに対する見積書を作成し、何度かお打ち合わせした結果、最終的にとても気に入っていただき、今回契約の運びとなりました。
建物の構造は軸組木造2階建て、4LDKで延べ床面積は約32坪です。

さまざまな「おすすめの製品」を使ったり、工法を工夫したりしながら、Jさんご家族にとって、丈夫で暮らしやすい、健康的な家をつくっていきたいと思います。

そして、木造住宅に興味をお持ちの方に、造り方の一つの例として参考にしていただければと思います。

● 現況

建物の計画をする時に、最も重要なのが敷地の情況です。
法的な規制(建ぺい率・容積率・高さ制限など)や境界、道路、給排水・日照などさまざまな要素を確認する必要があります。


敷地の現況です。

周辺は住宅が建てこんでいず、日当たりや風通しの良さそうな、いい敷地です。

地面は平らで、表面は硬そうです。

もともと住宅があったそうですが、地盤の強さは見た目だけではわかりません。

地盤の強度を調査することになりました。
● 地盤調査

建物を建てる上で最も重要な部分に地盤の強度があります。
住宅を支えている基礎を支えるのが地盤です。この部分の品質をおろそかにすると建物の不同沈下による基礎の亀裂や床の傾きなどの欠陥の原因になります。

※ スウェーデン式サウンディング試験

地盤の強度を調査するため敷地の5ポイントでスウェーデン式サウンディング試験を行いました。



先端にネジをきった槍のような金属棒(ロッド)に100kgの荷重をかけて、回転させながら地盤に貫入させていきます。

1mあたりの回転数から地盤の強さ(長期の許容応力度:地耐力)を判断します。



● 基礎の計画

地盤の長期に生ずる力に対する許容応力度に対して基礎の種類が決定されます。

20kN/m2未満 基礎ぐいを用いた構造
20kN/m2以上 30kN/m2以上   べた基礎または基礎ぐいを用いた構造
30kN/m2以上 布基礎、べた基礎または基礎ぐいを用いた構造   
      (平成14年度版 木造工事共通仕様書より)

ある地点の地耐力の結果

試験結果から各地点での地耐力を推し量ると
@ 地面から約1.5mより深い部分では十分な地耐力があること
A それより浅い部分は軟弱地盤で建物の重さを支える力がないこと
がわかりました。

表面からではわからない、地面の下を調査したことからその対策を立てることが出来ます。

これにより、
@ 軟弱な部分をセメント系固化材を使用して地盤を改良する
A 基礎の構造をべた基礎として、建物の荷重を分散する
方法をとることにしました。



最近、欠陥住宅がテレビや新聞などで
よく取り上げられています。

住宅の構造に対しては、さまざまな工法が紹介され
建て主の方も詳しく情報を得られています。

ところがどんな構造を選択するとしても
それを支える地盤に関しては
あまり関心があるとはいえません。

地盤や基礎の品質をチェックすることは
さまざまな欠陥を未然に防ぐ
大切なポイントです。






 



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