困ったなどうしよう の事例 10 



11-1

新築マンション (物件 j )

配管スペース 階下の音が響きます の事例


大阪府吹田市のRC造マンションの5階・6階(メゾネット)。
配管スペースの騒音の対策。
Eさんから次のようなメールをいただきました。

「当方築4年の分譲マンションで最上階のメゾネットなんですが、2階和室部分でどこからともなく台所や風呂のコツコツ音やスライドドアのガラガラ音が結構大きな音で響きます。
時には電話の声も聞こえます。

 原因が不明だったのですが、部屋に畳一畳分位の大きさでPS部が床の間の壁を構成しており、その壁が薄いボード一枚で、そこから音が聞こえると同時に天井に音が抜けているようです。

 工事といたしましては、貴HPが大変参考になりました。
素人考えではパイプを遮音シートで巻き、遮音ボードで壁を囲うことになるとおもいます。
床の間として使用していませんので、作りつけの本棚か物入れに改装するつもりです。

またメゾネットタイプなのになぜか階段に手すりが設置されていませんのでこれもお願いしたいと思います。

(後略) 」

早速、お宅に伺いして、現況を調査しました。
 
● 現況
メゾネットの2階和室部分です。

押入と床の間の間がパイプスペースです。
押入を開けると天井に点検口がありました。
この点検口に頭を突っ込んで、配管スペースの状況を見てみましょう。
屋上のスラブを突き抜けて配管が設置されています。

ところが天井裏には壁の下地材がありますが、ボードが張られていません。

これではここから音が伝わるようでしたら、この和室の天井裏に広がってしまいます。
● 壁面の撤去
お見積した結果、実際に工事をすることになりました。

まず、床の間側の壁面をめくってみます。

厚さ9mmの石こうボードが張られていました。

中にはメゾネット下階にある台所の排水管の通気管がありました。

配管は屋上のスラブに貫通しています。
足元は5階のコンクリートスラブを貫通しています。

この配管は1階から5階までつながっていますので、各階の音が配管を伝わってこの部屋に響いているようです。
● 対策

@ 配管スペースは天井に筒抜けになっているので、屋上スラブコンクリートまでを遮音材を用いて囲う。
使用する遮音材: 大建工業株式会社 遮音カベマット、 遮音パネルM10、
            
A 配管も遮音材で包み込む。
使用する遮音材: 大建工業株式会社 配管遮音シート

B 押入側・畳側の石こうボードはめくらずに、遮音材はその内側に施工する。

以上でお見積し、工事をすることになりました。

参考ページ
建築音響製品 遮音シート・遮音カベマット 大建工業株式会社
建築音響製品 遮音パネル 大建工業株式会社


11-2 遮音工事に続きます。

マンションでも一戸建てでも
隣家からの騒音が気になると
いう相談が増えてきました。

以前に比べて空調機器が普及して
建物の気密化が進んできた結果
より、静かさが求められて
いるのかもしれません。

また、それに対応した建物に求められる防音機能が
まだ途上段階ということもいえます。






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