困ったなどうしよう の事例 12-2 



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建売分譲住宅の補強工事(物件k) 

たわんだ梁の補強工事


大阪府。 他社施工の3階建て分譲住宅。
たわんできたRC梁の改修。

Pさんから次のような連絡がありました。
「 3階建て住宅を数年前に購入したんですが、引っ越してすぐに1階のコンクリートの梁がたわんできて、外壁にクラックができています。また、2階の室内の床もさがっているようです。なんとかこれ以上、下がることの無いように補強したいんですが。」
早速、調査に行きました。
● 現況
3階建ての分譲住宅が数軒ならんでいます。

1階はコンクリート造、2・3階は木造です。

1階は大きく開口があって(間口3m90cm)、ガレージと玄関があります。

都市部では最近多い形の建売り分譲住宅です。

ただ、変わっているのは、1階の天井部分、つまり2階の床部分です。

通常はコンクリートで1面の床を造るのですが、ここでは幅が60cm、厚み15cmのコンクリート製の梁があるだけです。

ガレージの天井をあけて覗いてみると、それに2階建ての木造の土台が載せかけてあります。
その梁に大きな荷重がかかるため、Pさんの住宅の梁部分は真ん中で大きくたわんでいます。

測ってみると真ん中で33mm下がっていました。

ずらっと並んでいる他のの分譲住宅の梁も、みな同じようにたわみがはっきり見られます。
ベランダの天井と梁との間にはシーリングされていますが、梁の下がりのため、隙間があらわれています。

内部では2階の床が下がり、巾木との隙間がすいてきています。
お隣のQさんのお家ではコンクリート梁の両端に亀裂が発生しています。

2階の建具も建てつけが悪くなっているそうです。
このままの状態だと、地震など大きな力が加わったときに、安全性が危ぶまれます。
2階や、3階の外壁モルタル面には、建物の中央と窓の開口部に、下がりによると思われる、ひび割れが多く発生しています。

このような状態で吹き付けをし直しても、亀裂の発生を止めることはできません。

とにかく梁を早急に補強することが必要です。
Pさんが、分譲した業者に連絡しても、梁の下がりを認めず、何ら具体的な対応はしてくれないようです。

また、売買時には登記書類のみが渡され、建築確認申請書類は一切受け取られていませんでした。
構造図や、設備配管図など、必ず後から必用なのですが。

さがった梁を元に戻すのは困難ですが、
これ以上下がらないようにするために
鉄骨梁を補強することを提案しました。

次回はその工程をお知らせします。

2004.6






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