困ったなどうしようの事例 3 



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浴室のリフォーム工事(物件b) 窓下の土台がくさっていた事例
他社施工の木造住宅。大規模な内部改修の施工中、浴室部分を撤去すると・・・
 bさんの住宅を全面的に改装することになりました。
2階建ての木造軸組み住宅で、15年くらい前に引越して来られたときに、内部の改修をされたそうです。本体は築30年以上。
 洗面脱衣室の床が、かなり傷んでいましたので、室内を全面撤去して天井・壁・床を作り直します。
 浴室はタイル貼り(湿式工法)で広すぎて寒いということですので、
1坪半のユニットバス(乾式工法)を設置することにしました。
浴室の現況です。
壁は10cm角のタイル、床はモザイクタイル。
浴槽はステンレス製です。
見たところ、別に悪くはないんですが・・・
内部のタイルをめくりました。

うわっ・・・・

窓の下の土台部分が、湿気でくさっていますね。
(北面側、写真左側)

あらーっ、こんなに腐ってたなんて、びっくりですねー。」(bさんの奥さん)
洗い場の床面から1mぐらい高いのにどうしてこんなにくさっているのかな?
「浴室の湿気だけではこんなにはならないでしょう。」

しかも東面の土台はなんともありません。

窓から雨漏り???
脱衣室の土台(北面側、写真右)もこんな状態です。

「まいったなぁ・・」(関係者一同)

写真左側の土台(西面側)もくさって、全体にシロアリのいた形跡もあります。
原因はわかりました。
1.北面の土台が湿気で腐った理由
外部に後付けのアルミ製バルコニーがありますが (丁度浴室・脱衣室の上)、取付用ボルトの防水コーキング施工が大変悪く (時間的な劣化もある?) 雨が降るたびに内部の壁面を伝って土台を濡らしていました。
壁を貫通するパイプやボルトには要注意!!!
雨漏りのように見た目に分からないので、じわじわ建物をだめにします。


2.脱衣室の西面側の土台が腐っていた理由
脱衣室の西隣は、タイル貼のトイレがありました。
1階のトイレは防水せずにタイルを貼ってしまうことが多く、床の水洗い時にじわじわと土台に染み込んでいたと思われます。
なるべく雑巾やモップで拭き取るほうが、建物には安全です。
水の染み込んでいたボルト廻りをしっかりとシーリングして、腐っていた土台や柱を取り替えます。

悪い部分を補強したり、取り替えたりできることは、木造軸組み工法の長所のひとつです。
壁式のパネル工法(ツーバイフォーなど)ではこう簡単には直せませんので、特に湿気には要注意
人間と同じように年を取ってきた建物を、元気にしましょう。

まだまだ2、30年くらいは大丈夫。
水まわりのリフォーム工事では、
表面の化粧だけでなく
構造部分が大丈夫か調べることが大切です。

浴槽の入替や、流し台・洗面化粧台の取替工事では、
床下や壁の内側も調査して、
悪い箇所があったら、直しましょう。

これで家は元気に戻ります。
(阪神大震災のときに、倒壊したり大きな被害をうけた建物で
土台部分の腐っていたものを数多く見ました。)

(この項おわり)





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