困ったなどうしよう の事例 5 



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マンションのリフォーム工事(物件d) 

内部結露でカビだらけの事例(No.2)


他社施工の15階建て分譲SRC造マンション。
東側廊下に面する洋室の改修。
 大阪市内の鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)15階建のファミリーマンション。
5階部分の3LDKをdさんが購入したのは、昭和62年3月に建築された時でした。
現在で、14年経っています。
 東側廊下部分に面する洋室は冬場に結露がひどく、年々カビがひどくなってきました。
 中学生になった娘さんの個室にするため、家具を運びこみましたが、このままでは健康にも悪そうで、改修の相談を受けました。

 図面の左上の洋室が対象となる部屋です。
よくあるマンションの間取りです。この場合、浴室や調理時のキッチンの湿気が部屋全体の湿度をあげ、外壁に面したアルミサッシのガラス面に結露を生じさせます。

 調査にきた日も、外気温が低く、ガスストーブで暖められた高湿度の空気が、冷たいガラス窓に触れて、水がしたたりおちています。









西面のリビングの窓です。
窓枠もガラスも水びたし!



東側洋室にはとりあえず、勉強部屋として家具を設置されていました。

でも、外壁に面する壁はカビがひどい状態です。ビニールクロスが一部はがされています。



天井面にもカビが発生しています。
内装は
天井面:石膏ボードにビニールクロス仕上げ
壁面:ビニールクロス仕上げ
下地は
外壁部分:コンクリートに複合ボードのり付け
隣家:コンクリートにモルタル塗り
間仕切り部分:木軸に石膏ボード
床:コンクリートにカーペット直貼

勉強机の隅の柱にもカビが発生。
このままだと教科書もカビてきそう。

ベッドをずらして見ると
「ワー、こりゃ大変!!」
カビが大発生しています。
結露でぬれたカーペットにも・・。

 以前、この壁際に家具を置いていて、こうなっていることに気づかなかったそうです。


アルミサッシの窓は結露だらけ。
換気小窓が付いていますが、この部屋には、もともと機械換気装置がなく、この換気小窓だけで結露に対処しなければなりません。

廊下側は、室内の結露で水がしたたりおちています。

このマンションの5階部分の他の住宅も、他の階も見てまわりましたが、程度の差はあっても、同じように結露している部屋が何軒もありました。




 たまたま買い物から帰ってこられた近隣の奥さんに結露の状態をうかがってみると、東側の洋室はやはり結露がひどく、壁面内部の電話線が水濡れで不通になったことがあるそうです。
高気密なマンションではこのような
カビの問題が数多くあるようです。

とにかく、カビが発生しているビニールクロスと石膏ボード、
カーペットを取り外すことが必要です。


次回に続く 





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