困ったなどうしよう の事例 7-2 



7-2

マンションのリフォーム工事(物件f) 

内部結露でカビだらけの事例(No.4)


大阪府豊中市。 他社施工の5階建て分譲RC造マンションの1階。
北側廊下に面する洋室の改修。
● 1日目
工事の初日です。

壁面を撤去するため家具を移動します。
家具がなくなると、カビの状態がよくわかります。

丸い部分は換気口です。
さっそくボードをめくってみます。

コンクリートの躯体部分には断熱が施されていません。
外壁に面する壁は木下地に複合板が張ってあります。
写真のように9mmのせっこうボードに6mmのウレタンフォームが接着されています。

このボードだけでは断熱効果がないことが結果的にわかります。
天井と右側壁面(廊下側)は木下地に9mmのせっこうボードが張ってありました。

左側壁面は隣家とのコンクリート間仕切りです。

同様に木下地に9mmのせっこうボード張りです。

断熱仕様は施されていませんから、外壁面からの熱が伝わってきます。

床部分はコンクリートにカーペットが直張りされていました。
コンクリート壁面にはセパ(セパレーター:型枠材の間に取り付けてコンクリートの厚さを一定にするための金物)が付いたままで、ボロボロにさびています。

これが冬場は外壁の冷たさを伝えるヒートブリッジになって、壁の中で結露させているようです。
錆びたしずくのあとが見られます。

隣家側のコンクリート壁にあるセパはこれほど錆びてはいませんでした。
●2日目
壁面に断熱材を施工するためセパを切断しておきます。

また、結露しにくいようにウレタン発泡剤を金属部に吹いておきます。
こうしておけば、断熱材の中で結露することも少なくなると思います。

特にマンションでは、断熱施工の良し悪しで
結露の状態が変わります。

中古マンションを買う場合は、
同じ間取りに住んでいる方から
結露やカビの状況を聞いておけば
良いかと思います。

新築の場合は断熱工法の種類や施工状況
ペアガラスなど断熱サッシの状況、
換気システム計画に関する情報などを
聞いたうえで考慮したいですね。






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