困ったなどうしよう の事例 8 



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木造2階建ての防音工事(物件g)

隣の音が丸聞こえ の事例(No.4)


大阪府豊中市。 2階建て木造2戸一。
隣家に面する壁面の防音改修。
 MYさんのお宅は昭和30年代半ばに建った、2戸一(隣の家と境界上の壁で仕切った住宅、屋根や構造部が一体)の建物です。

 以前から、日中の生活騒音はお互い様という関係でしたが、最近は、隣家の大きくなったお子さん達の夜中に聴くCDやテレビの音楽がうるさくなってきました。

 結構大きな音量で聴くようで、1年ほど前からMYさんの家族に、眠れない事態が起きてきました。

 その度に隣に苦情をいわれ、相談もされたようですが、その何日かは効果があってもあまり改善もなく、現在にいたっています。

 そのため、MYさんから建築的に解決する事の相談を受けました。
● 現況

隣家に面する階段室です。

元々は土壁で、15年ほど前のリフォームの際に、4mmベニヤ下地のビニールクロス張りにされました。

階段室の天井と壁です。

天井は9mmの化粧石こうボードです。

2階の西側、和室6帖です。

天井は化粧ベニヤ、壁は繊維壁です。

2階の真ん中の和室4.5帖です。

和室6帖と同様に
天井は化粧ベニヤ、壁は繊維壁です。

隣に面する押入が和室のそれぞれにあります。

壁面は4mmベニヤ張です。

2階の東側の洋室です。

天井は吸音ボード張で、隣家側に面した部分は押入になっています。
● 天井裏現況
  和室4.5帖の押入の天井があきました。身体を入れて天井裏の写真を撮りました。

隣家側とは構造が一体となっています。

しかし、境界上の壁面(界壁 かいへき)は天井までで切れており、天井裏は素通しの状態です。

建築してから約40年近くたちますので、電線類も古くなっています。

できれば安全な電線に取り替えたい情況です。

和室の天井です。

厚み3mmのベニヤに断熱材も敷かれていないので、音は話し声さえも透過しているようです。
● 建築基準法上の界壁の規定
長屋・共同住宅の各戸の界壁
構造:準耐火構造
防火措置:小屋裏または天井裏に達しせしめる。
長屋などの界壁は、準耐火構造としなければならないが、居住者相互の快適な生活を守るために、遮音性能も要求され、この界壁も当然小屋裏または天井裏に達するようにしなければならない。
(音の振動数125〜2000ヘルツに対し、透過損失25〜50デシベルとされている)


古い2戸一の住宅や、長屋、共同住宅は
防火や遮音に関しては
あまり考慮されていなかったため、
テレビや音響機器が発達した
現在の生活様式に対して
いろいろ不都合が生じています。

今回の場合は隣家に接する壁面に
遮音性能を高める対策を考えることにしました。






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